木材は、化学組成的には主成分と副成分に大別されます。
主成分とはセルロース、ヘミセルロース、リグニンの3種の有機成分で構築される細胞壁成分を指し、木材の90%以上を占めています。
一方、副成分には、脂肪族化合物、糖質、芳香族化合物、ペクチン、無機成分などがあります。これらの副成分は、木材のわずか数%しか占めませんが、含まれる割合が樹種によって著しく異なり、多くの場合、特定の化合物が特定の樹種のみに存在します。その結果、いわゆる、桧なら桧独特の色やにおい、杉なら杉の色やにおいといったその樹種特有の性質として現れます。
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